新着情報

category

2020年度第04回電制研ゼミ開催!

7/7の卒研の時間に,今年度の第04回電制研ゼミを行いました!

第4回目は井原君!今年度の書籍は電気学会・半導体電力変換システム調査専門委員会が編纂した「パワーエレクトロニクス回路」を元に資料を作成してくれました。

第4回にして,研究室のプレゼン環境を大幅に更新しました!100インチのスクリーンとEPSONのプロジェクター「EB-2265U」を導入しました!プロジェクターの解像度がWUXGA(1920×1200),明るさが5500ルーメンとかなりのハイスペック!古いプロジェクターと見比べて違いが一目瞭然でした!

4回目の発表は交直変換回路に関する説明を行いました。パワーエレクトロニクス回路(電力変換器)は直流(DC)と交流(AC)の電力はそのままで別の電圧・電流・周波数に変換するため,以下の4種類に分けられます。

  • DC-DC:例)DC-DCコンバータ(スイッチング・レギュレータ)
  • DC-AC:例)インバータ(逆変換回路)
  • AC-DC:例)整流回路,PFCコンバータ(力率改善回路)
  • AC-AC:例)マトリックスコンバータ,サイクロコンバータ

その中で,今回は整流回路について取り上げてくれました。メカトロニクスコースの講義でちょうど整流回路の部分を講義で行っているのですが,ダイオードとサイリスタによる整流回路は動作を一つ一つ追っていくのが大変ですね。ただ,ゲート信号の有無でダイオードとサイリスタはほとんど同じ動作をすると考えると理解がしやすいのではないでしょうか。

また,電力用アクティブフィルタについても説明してくれました。イメージとしては,ヘッドフォンなどのオーディオ機器に用いられる「ノイズキャンセリング機能」を電力系統に応用したものと考えると分かりやすいと思います。

スライドに関しても洗練されてきており,まるで川上の講義資料を見ているような書き方で感動しました!大きなスクリーンと最新のプロジェクターでますます練習が捗りますね!

ゲームや映画の鑑賞会になりすぎないと良いのですが…

 


本研究室のご支援をご検討されている方は下記リンクをご参照ください。