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2018年度第01回電制研ゼミ開催!

6/26の卒研の時間に,今年度の第01回電制研ゼミを行いました!

パワーエレクトロニクスという学問は「電気・電力工学(Power)」「電子・半導体工学(Electronics)」「制御工学(Control)」の3つの学術分野の複合領域であると言われています。さらに,電力の形態によって「交流」と「直流」に分かれるため,これらの各変換回路となると,「直流-直流変換(DC-DC)」「直流-交流変換(DC-AC)」「交流-直流変換(AC-DC)」「交流-交流変換(AC-AC)」となり,それぞれ異なった変換器が構成されます。もっともっと細分化もされるので,非常に幅広い分野となります。

しかしながら,そのどれもが知識として知っておく必要があり,とても一人で全てをカバーするのは大変です。そこで,今年度から研究室としてこういった知識を卒研・特研とは別に各自で調べて報告するというゼミを取ることにしました。これにより,パワエレの知識をみんなで高めつつ,パワポ作成能力及びプレゼン発表能力が高まるという一石n鳥ぐらいのお得なゼミが出来上がりました!

下の写真は発表前の準備です。研究室に電子黒板を置いてからミーティングがしやすくなりました!ただ,もっと多くなるとプロジェクターでの発表も考えないといけないですね…

発表内容としては,大まかに以下の通りです。

  • 伊野:ゲート駆動回路の動作フローとミラー効果
  • 松永:ハードスイッチングとソフトスイッチングとの比較
  • 山田:絶縁型DC-DCコンバータの動作原理とトランス設計法
  • 榎倉:電流不連続モード(DCM)と三角波電流モード(TCM)の複合制御

もちろん,1回ではこれらの内容が学生達もすべて網羅できているわけではないので,今後も継続して長いスパンで行っていけたらと考えています。講義等で忙しい中お疲れさまでした!

発表が終わったらみんなで昼食に!おや…?本研究室の準レギュラー(?)が…