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長岡技術科学大学の伊東研究室に出張!
4/7~8にかけて,長岡技術科学大学の伊東研究室に研究関連の打ち合わせのため,出張してきました!
長岡技術科学大学は昨年に学生と一緒に全国高専・長岡技科大教職員交流集会にていった事があるため,今回は2回目の訪問となります。
長岡駅まで移動する電車の中で撮影したのですが,雪がまだ残ってて寒い寒い!大阪は暖かくなってきていたので,改めて日本海側の寒さを思い知らされた次第です。
伊東研究室は今まで伊東先生お1人で30名近くもの学生の指導をされていたのですが,今年度から元ポスドクの日下先生が助教に着任したこともあって,よりパワフルな研究室になっている模様… うちも見習わねば!
最初に研究室見学をしていただきました。研究室見学は昨年も参加させていただいたのですが,時間の関係上少ししか見ることが出来ませんでした。今回は長時間確保していただいて,撮影の許可も頂きました!
まずは伊東研究室のお家芸であるマトリクスコンバータとモータ!このマトリクスコンバータも学生さんが作られたそうで,レベルの高さが伺えます。また,同期モータや誘導モータがそこらへんにゴロゴロと…。本研究室は40年以上前のモータを使用して実験を行っているので,いい加減設備更新しないとヤバいのでは…?
こちらは停電時などにもPCや家庭等に電気を供給するためのUPSの研究をされているそうです。ゴチャゴチャしていて何が何やら…。右側の回路も50kWクラスの電力変換装置らしく,うちでは確実にブレーカーが焼き切れそうなレベルですね。
左側はなんとトランス(変圧器)!数10kWクラスだそうで,感電防止にアクリルカバーがしてありました。右側はホーロー抵抗を多段接続して,負荷抵抗になるのですが,なんと系統から直接流してストーブにしているんだとか… これで冬場も快適に実験が出来るのでは…?
これはアダムスキー型のUFOの分解…?ではなく,フライホイールが中に入っているようです。フライホイールはただの鉄の塊とベアリングで構成されていますが,エネルギーの保持能力はキャパシタとバッテリーの中間らしく,平気で2時間以上は回転し続けるのだとか。
見学の最後はまた浮かびそうな円盤が…?こちらは日下先生が研究されている非接触給電装置になります。ちなみにこのメッシュ加工されたお部屋は何とシールドルーム!中に入ると携帯電話も圏外に!やはり非接触給電は周囲にも影響を及ぼすらしく,実験をするならシールドルームで行うよう言われているようで…。
研究室見学及び今後の研究の打ち合わせが終わったら懇親会が!このおいしそうな料理の数々…(めちゃくちゃおいしかったです)。4枚目の写真の赤い服の方が研究室見学をしてくださった日下先生,そして右側で酒を飲まれている方が舞鶴高専の七森先生です。七森先生は島根大学時代の同期で,この度博士論文の審査に合格し,舞鶴高専の助教に着任されました。私も早く学位を取得せねば!
その次の日は非常に快晴だったのですが,私は長岡パワー研の酒のおかげで見事に二日酔いに…。薬を飲んでお昼前に最後の長岡出張を堪能しようと七森先生と一緒にお蕎麦屋さんへ。長岡は「へぎそば」が有名らしく,二人仲良く長岡のそばを堪能しました。
また理由をつけて長岡にご飯を食べに行こうと心に誓った川上でした。