7/21の卒研の時間に，今年度の第06回電制研ゼミを行いました！

第6回目は木原さん！今年度の書籍は電気学会・半導体電力変換システム調査専門委員会が編纂した「パワーエレクトロニクス回路」を元に資料を作成してくれました。

6回目の発表は三相電圧型インバータの各種制御方式について説明を行ってもらいました。三相電圧型インバータは産業用機器や電気自動車・鉄道には欠かせない装置です。三相交流波形をきれいな形で出力するためにはスイッチング周波数を高周波化する必要がありますが，先週行ったマルチレベルインバータなどで高周波化することなくきれいな三相交流を出力することも可能です。

また，交流電力が入力の場合，有効電力を可能な限り大きくするために，インバータの前段に力率改善（PFC:Power Factor Correction）コンバータなども用いられます。この方式はインバータだけでなく，LED照明用電源などの前段にも用いられることも多いです。

木原さんの発表は滞りなく終わることができたのですが，質問をした際の対応に非常に苦戦していた模様…。次回の発表や中間報告会に向けて対策すべきところが見えてきましたね！

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